2014年06月29日

常微分方程式(技術者のための高等数学) (培風館)

理学系や工学系で常微分方程式を学ぶときの本。
それぞれの定理をどのような形で使うのかが
しっかりと説明されている。


数理モデルへの応用を意識して書かれていて
工学的な事柄を数学理論で解説しているので
様々な分野の学生にとって役に立つ。


この本で常微分方程式の解き方を
身につけることで
数式の扱いにもだいぶなれてくるだろう。


大学の数学は一般的に、
抽象的で理解しにくいと言われている。


しかし、常微分方程式というのは
大学の数学の中では比較的
高校までの数学のイメージに近いのではないだろうか。


もちろんしっかりと学ぶためには
抽象的な議論も出てくるのだが、
最初のとっかかりとしては
具体的な計算を通して微分方程式に慣れていくことができ、
そうした意味では敷居は低いといえるだろう。





posted by suu2 at 16:25| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

弱点克服 大学生の線形代数 (東京図書)

線形代数の問題を解くことで
計算力を身につけたい人のための本。

解答のページにはそれぞれ
A,B,Cのマークがあり
自分がどこまで理解できているのか
確認できるようになっている。

解答もオーソドックスなものになっているので
自学自習向き。

特に連立方程式を解く計算や行列式の計算は
線形代数の基礎となるので
それらがしっかりと載っている点はおすすめである。


posted by suu2 at 15:31| Comment(0) | 線形代数 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

やさしく学べる微分積分(共立出版)

高校数学の復習から始まっている
非常に初心者向けの一冊。
大学で習う微積分に苦手意識を感じていたり
いまいち理解できていない人には
特におすすめの本。


わかりやすい語り口で説明されていて
理解しやすく、
練習問題にも丁寧な解答がついているので
自学自習にも使いやすい。


posted by suu2 at 15:28| Comment(0) | 微積分 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする